インテル® C++ コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
通常、コマンドラインを使用する前に、環境変数を設定する必要はありません。各 Visual Studio* IDE には、Intel Parallel Studio XE 2013 のプログラムフォルダーから利用可能な独自のコマンドライン・ウィンドウが用意されています。 詳細は、「インテルのコマンドライン・ウィンドウの使用」を参照してください。
カスタムシェルを使用する場合のために、インテル® C++ コンパイラーのインストールには、環境変数を設定するバッチスクリプトが含まれています。 詳細は、「compilervars ファイルを使用するコンポーネントの場所の指定」を参照してください。
コマンドラインを使用する前に、環境変数を設定して、各種コンポーネントの場所を設定する必要があります。インテル® C++ コンパイラーのインストールには、ターミナルウィンドウで環境変数を設定するバッチファイルが含まれています。 詳細は、「compilervars ファイルを使用するコンポーネントの場所の指定」を参照してください。
Linux* および OS X*
icc または icpc コマンドを使用してコマンドラインからインテル® C++ コンパイラーを起動することができます。
icc を使用してコンパイラーを起動した場合、コンパイラーは C ライブラリーと C インクルード・ファイルを使用して C ソースファイルをビルドします。 icc を C++ ソースファイルに使用すると、ファイルは C++ ファイルとしてコンパイルされます。 icc を使用して、C オブジェクト・ファイルをリンクします。
icpc を使用してコンパイラーを起動した場合、コンパイラーは C++ ライブラリーと C++ インクルード・ファイルを使用して C++ ソースファイルをビルドします。 icpc を C ソースファイルに使用すると、ファイルは C++ ファイルとしてコンパイルされます。 icpc を使用して、C++ オブジェクト・ファイルをリンクします。
入力ソースファイルをコンパイルしてリンクする
1 つの実行ファイル (a.out) を現在のディレクトリーに生成する
Windows*
icl コマンドを使用してコマンドラインからインテル® C++ コンパイラーを起動することができます。 このコマンドは、次の操作を行います。
入力ソースファイルをコンパイルしてリンクする
オブジェクト・ファイルを生成して対応するソースファイル名を割り当てる。拡張子は .obj。
実行ファイルを作成してコマンドライン上の最初の入力ファイル名を割り当てる。拡張子は .exe。
すべてのファイルを現在のディレクトリーに配置する
ドライバーは、ほかのソフトウェア構成要素を呼び出すので、これらの構成要素からエラーメッセージが返されることがあります。例えば、リンカーは、グローバル参照を解決できなかったときに、メッセージを返すことがあります。watch オプションは、どのコンポーネントでエラーが発生しているのか特定するのに役立ちます。
インテル® C++ コンパイラーを起動する場合、次のコマンドを使用してください。
// (Linux* および OS X*)
{icc|icpc} [options] file1 [file2 . . .]// (Windows*) icl [options] file1 [file2 . . .][/link link_options]
引数 |
説明 |
|---|---|
options |
1 つ以上のコマンドライン・オプションを示します。Linux* および OS X* システムでは、コンパイラーは、ハイフン (-) が先頭にある 1 文字以上の文字をオプションとして認識します。 Windows* の場合、オプションはスラッシュ (/) から始まります。これには、リンカーオプションも含まれます。 コンパイラーを起動する際にオプションは必要ありません。コンパイラーのデフォルト動作では、コンパイラーの起動時に、一部のオプションがデフォルトでオンになります。 注Linux* システムでは、コンパイラーはデフォルトでソースプログラム中のオフロード言語拡張を認識し、存在するターゲットとホストの両方で実行するヘテロジニアス・バイナリーをビルドします。これらの言語拡張を含むプログラムでヘテロジニアス・バイナリーをビルドしない場合は、-no-offload コンパイラー・オプションを指定します。 詳細は、「概要: ヘテロジニアス・プログラミング」と -no-offload コンパイラー・オプションを参照してください。 |
file1, file2 . . . |
コンパイラーで処理する 1 つ以上のファイルを示します。複数のファイルを指定する場合は、スペースをファイルの区切り文字として使用します。 |
/link (Windows*) |
/link に続くオプションはすべてリンカーに渡されます。 リンカーに渡さないコンパイラー・オプションは、link の前に指定しなければなりません。 |
コマンドラインから makefile を使用する: makefile を使用して、さまざまなパスを持つファイルを指定し、この情報を複数のコンパイルで使用できるように保存します。makefile の使用に関する詳細は、「makefile を使用するアプリケーションのビルド」を参照してください。
コマンドラインからバッチファイルを使用する: .bat ファイルを使用して、ファイルを再コンパイルするたびにコマンドを入力する代わりに、任意のオプションで常にコンパイラーを実行することができます。