インテル® C++ コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

インテル® パフォーマンス・ライブラリーの使用 (VS 2008)

次の説明は、Microsoft* Visual Studio* 2008 の C++ を対象としています。

インテル® C++ コンパイラーには次のインテル® パフォーマンス・ライブラリーが含まれています。

[Select Build Components (ビルド・コンポーネントの選択)] ダイアログボックスで、選択したプロジェクトで使用するインテル® パフォーマンス・ライブラリー (インテル® IPP、インテル® TBB、インテル® MKL) やコンパイラー・バージョンを指定します。 ダイアログボックスでは、プロジェクトの種類として、インテル® C++ と Visual C++* の両方がサポートされています。

インテル® パフォーマンス・ライブラリーを指定する方法を次に示します。

  1. [プロジェクト] > [Intel C++ Composer XE 2013 SP1 (インテル® C++ Composer XE 2013 SP1)] > [Select Build Components (ビルド・コンポーネントの選択)] を選択します。 次のオプションが含まれたダイアログボックスが表示されます。

  2. プロジェクトでインテル® IPP を使用するには、次のいずれかのオプションを [Use IPP (IPP を使用する)] ドロップダウン・メニューから選択します。
    • [No (いいえ)]: インテル® IPP ライブラリーの使用を無効にします。

    • [Default Linking Method (デフォルトのリンク方法)]: [Code Generation (コード生成)] > [Runtime Library (ランタイム・ライブラリー)] プロパティーの設定に基づくインテル® IPP ライブラリーを使用します。

    • [Shared DLL (共有 DLL)]: インテル® IPP の並列ダイナミック・ライブラリーを使用します。

    • [Multi-threaded Static Library (マルチスレッド・スタティック・ライブラリー)]: インテル® IPP の並列スタティック・ライブラリーを使用します。

    • [Single-threaded Static Library (シングルスレッド・スタティック・ライブラリー)]: インテル® IPP の並列シーケンシャル・スタティック・ライブラリーを使用します。

  3. プロジェクトでインテル® TBB を使用するには、次のチェックボックスから選択します。
    • [Use TBB (TBB を使用する)] は、インテル® TBB を使用します。

    • [Instrument for use with Intel® Threading Analysis Tools (インテル® スレッド化解析ツールで使用するインストルメント)] は、プリプロセッサー定義 TBB_USE_THREADING_TOOLS をプロジェクト・プロパティーの [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions (プリプロセッサーの定義)] に追加します。

      注

      [Instrument for use with Intel® Threading Analysis Tools (インテル® スレッド化解析ツールで使用するインストルメント)] は、プロジェクトのプロパティーで [Code Generation (コード生成)] > [Runtime Library (ランタイム・ライブラリー)] が [Multi-threaded DLL (/MD) (マルチスレッド DLL (/MD))] に設定されている場合のみ表示されます。

  4. プロジェクトでインテル® MKL を使用するには、次のいずれかのオプションを [Use MKL (MKL を使用する)] ドロップダウン・メニューから選択します。
    • [No (いいえ)]: インテル® MKL ライブラリーの使用を無効にします。

    • [Parallel (並列)]: 並列のインテル® MKL ライブラリーを使用します。

    • [Sequential (シーケンシャル)]: シーケンシャルなインテル® MKL ライブラリーを使用します。

    • [Cluster (クラスター)]: インテル® MKL クラスター・ライブラリーを使用します。

    ターゲット・プラットフォームが x64 または Itanium のいずれかに設定されている場合は、[Use ILP64 interfaces (ILP64 インターフェイスを使用する)] が表示されます。 これを選択すると、対応するインテル® MKL ILP ライブラリーがリンカーのコマンドラインに追加されます。また、MKL_ILP64 プリプロセッサー定義がコンパイラーのコマンドラインに追加されます。 これを選択しない場合は、lp MKL ライブラリーが使用されます。

    注

    各オプションのライブラリー・セットは、選択されたターゲット・プラットフォームとプロジェクト・プロパティーの [Code Generation (コード生成)] > [Runtime Library (ランタイム・ライブラリー)] と [Advanced (詳細)] > [Calling Convention (呼び出し規約)] の定義により異なります。

  5. Visual C++* コンパイラーを使用したプロジェクトでスタンドアロンのライブラリーを使用するには、[Suite to use with this configuration (この構成で使用するスイート)] ドロップダウン・ボックスから <スタンドアロン・ライブラリー> を選択し、[Apply (適用)] をクリックします。 [Performance Libraries Versions (パフォーマンス・ライブラリー・バージョン)] ドロップダウン・ボックスで特定のパフォーマンス・ライブラリーを選択できるようになります。

    注

    スタンドアロン・ライブラリーは Visual C++ コンパイラーのみで使用できます。

詳細は、インテル® TBB、インテル® IPP、インテル® MKL の各ドキュメントを参照してください。

最適化に関する注意事項

インテル® コンパイラーは、互換マイクロプロセッサー向けには、インテル製マイクロプロセッサー向けと同等レベルの最適化が行われない可能性があります。これには、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (インテル® SSE2)、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (インテル® SSE3)、ストリーミング SIMD 拡張命令 3 補足命令 (SSSE3) 命令セットに関連する最適化およびその他の最適化が含まれます。インテルでは、インテル製ではないマイクロプロセッサーに対して、最適化の提供、機能、効果を保証していません。本製品のマイクロプロセッサー固有の最適化は、インテル製マイクロプロセッサーでの使用を目的としています。インテル® マイクロアーキテクチャーに非固有の特定の最適化は、インテル製マイクロプロセッサー向けに予約されています。この注意事項の適用対象である特定の命令セットの詳細は、該当する製品のユーザー・リファレンス・ガイドを参照してください。

改訂 #20110804


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