インテル® C++ コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

omp teams

スレッドチームを複数作成し、各チームのマスタースレッドの構造ブロックを実行します。

構文

#pragma omp teams [clause, clause, ...]

structured-block

引数

clause

省略するか、次の節を 1 つ以上指定できます。

  • default(shared | none)

  • firstprivate(list)

  • num_teams(integer expression)

  • num_threads(integer expression)

  • private(list)

  • reduction(operator:list)

  • shared(list)

説明

この宣言子に到達したスレッドは、各チームのマスタースレッドの構造ブロックを実行するスレッドチームを構築します。 num_teams (integer expression) 節は構築するスレッドチーム数を指定し、num_threads (integer expression) 節は構築する各チーム内の最大スレッド数を指定します。 このプラグマで num_threads 節は 1 つのみ使用できます。 num_teams を指定しない場合、デフォルトは 1 です。num_threads を指定しない場合、デフォルトは利用可能なハードウェア・スレッド数をチーム数で割った数です。

各チームには、一意のチーム番号 (0 ~ チーム数 - 1 の範囲) が割り当てられます。この番号は、OpenMP* ライブラリー・ルーチン omp_get_team_num() を呼び出すことで取得できます。

チーム内の各スレッドには、一意のスレッド ID が割り当てられます。この ID は、omp_get_thread_num() によって返されます。 どのスレッドチームでも、スレッド ID は 0 ~ スレッド数 -1 の範囲で、マスタースレッドが 0 になります。

このプラグマの直後は、各チームのマスタースレッドのみが実行し、ほかのチームメンバーは次の (入れ子構造の) 並列領域からのみ実行を開始します。そのため、実行中のスレッド数は num_teams のみで、それぞれのスレッドは omp_get_thread_num() == 0 になります。

チーム数は、この宣言子の範囲では一定です。

構造ブロックは、プラグマの範囲を超えることはできません。また、プラグマ内の節の順序に依存しません。

構造ブロックには、次の節を含めることができます。

例

次の例は、このプラグマを使用し、2 つの最外ループを並列化して 2 つの正方行列の乗算を行います。

#include <omp.h>

void matmul (float *a, float const *b, float const * c, int N)
{
	#pragma omp teams 
    {
       int i;

							#pragma omp distribute
       for (i=0; i<N; i++) 
       {
          int j;

										#pragma omp parallel for
          for (j=0; j<N; j++) 
          {

             int k;
             for (k=0; k<N; k++)
													{
                a[i*N+k] = a[i*N+k] + b[i*N+j] * c[j*N+k];
             }

          }

        }
    }
}

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